【目標設定】株式投資で年利計算を正確にする3つの公式




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北田豊

北田豊

ファイナンシャルプランナー・AFP・資産形成コンサルタント
外資系金融機関にて7年間勤務。連続年間表彰、上位1%の成績を収めた後、株式会社Bright Reachに副社長として参画、入社後半年以内で、代理店ランキング全国No.1に育て上げる。不動産・保険を活用した、節税・節約・資産形成コンサルタントとして活動。MDRT基準COTホルダー

株式投資で資産を増やしましょう。でも投資では、どれだけの期間で、それだけ資産を増やすかという目標の設定が重要になってきます。その目標を設定するのに、株式運用の年利をどのくらいで考えますか。年利の設定基準について知っておきましょう。

1)株式投資における年利とは?

【1】年利10パーセントは妥当なの?

株式投資において、年利10パーセントとは適切な目標でしょうか。答えとしては、適切な局面もあれば、適切で無い局面もあるということになります。好況な相場であれば、年利10パーセントとは目指すべき目標として適切であり、もっと高いリターンを目指すことも可能です。しかし、不況に差し掛かった瞬間、年利10パーセントという強気な目標は、投資の手法や判断を誤らせてしまうものになります。つまり、常に年利10パーセントを目指すというのは、適切では無く、市況を十分に理解し、今どのような投資目標を持つべきかを決めるようにする必要があるのです。

【2】年利目標の算出方法は?

(1)利率の計算方法

株式取引の利率は次の式で計算します。(売却した金額−投資元本額)÷投資元本額×100=収益率(%)。収益金額を元本で割って求めます。

(2)年率の計算方法

年率は次の式で計算します。収益率÷経過期間(日数)×1年(365日)=年率(%)。株式取引では保有期間が定まっていませんが、1年(365日)に統一して計算します。

(3)収益額を計算し年利目標を設定

年率から収益額を計算するのは次の計算式です。元本金額×年利率÷1年(365日)×保有期間(日)=収益額。この計算で求められた収益額が、あなたが目指す目標収益額に見合っているでしょうか。目指す収益額になる年率に変えてみましょう。そこが年利目標になります。

電卓とペン

2)短期取引と中長期取引はどちらがいいの?

【1】短期取引のメリットとは?

(1)結果の出るスピードが早い

短期取引の一番のメリットは、結果のでるスピードが早いということです。利益がでれば、その利益を直ぐに次の投資に回していくことで、複利効果を短期間で得ることができます。100万円の取引で120万円になった場合に、今度はその120万円を使って取引を行い、さらに20%の利益を出せば144万円になります。更に投資すると172万円と、ものすごいスピードでお金を増やすことができます。

(2)企業の業績に左右されない

短期取引の中でも、その日のうちに売買を終了させるデイトレードであれば、企業の業績発表に左右されない取引を行うことができます。通常企業の業績発表は取引市場が終わる15時以降に投げ込まれます。その業績発表を見て、株価が大きく変動することがあります。しかし、デイトレードであれば、その業績発表が行われる前に、取引を終えることができるため業績発表に左右されることはありません。

(3)企業の情報が乏しくても取引できる

短期取引では、企業の情報が乏しくても取引を行うことができます。投資対象は値動きのある銘柄を選びます。長期的に利益が上げられるかどうかは重要ではありません。そのため、情報収集に時間を割く必要がありません。

【2】中長期取引のメリットとは?

(1)手間を掛ける必要がない

中長期取引では、投資対象の銘柄を選ぶ際には時間を掛けて情報を得る必要がありますが、投資をしてしまえば、手間を掛ける必要が無くなります。定期的に状況をチェックするものの、基本的には中長期的に成長できる見込みの企業への投資であるため、保有し続け株価が上がることを待つことになります。正にお金に働いてもらっている状態です。

(2)取引手数料を抑えられる

中長期取引では、短期取引のように売買を繰り返すわけでは無いため、取引手数料を抑えることが出来ます。その結果、取引パフォーマンスを上げやすくなると言えます。

(3)配当金・株主優待を受けられる

中長期取引では、配当金・株主優待を受けられるというメリットがあります。これは、短期取引では受けられないメリットです。配当金・株主優待の発行タイミングは年に1度や年に2度といったタイミングがほとんどです。そのタイミングで株を保有している必要がありますが、これは株を保有し続けない短期取引では得られません。

【3】マーケット全体と比較しての目標設定方法ってどうやるの?

目標設定は、マーケット全体と比較して行うべきです。では、マーケット全体と比較しての目標設定方法ってどうやって行えばよいのでしょうか。例としてはTOPIX(東証株価指数)を基準として行う方法があります。TOPIXのパフォーマンスの○○倍という目標設定のが妥当な方法です。

ビジネスのポートフォリオ

3)投資詐欺に合わないための対策について

【1】高額な利回りの金融商品のセールスは大丈夫?

金融商品のセールスが全て悪いというわけではありませんが、中には悪質なものもあります。それを見極めるには、次のようなポイントがあります。金融商品の説明で、リスクがあいまいである、もしくはリターンに対してリスクが低すぎるものは信用に足りません。また、セールスをしてきた業者の規模が小さい、もしくは商材地が明確でない会社は信用できません。また、あなた自身が聞き慣れず理解できないものへの投資は避けるべきです。

【2】平均的な年利ってどの程度なの?

株式取引で、平均的に期待できる年利は5%から6%です。これはあくまでも平均のため、多くの負けている人も含めた数値になります。勝っている人では10%を目標にして取り組むのが基準になります。

参考:株式投資の目標利回りは何%?|投資顧問会社おすすめナビ(http://投資顧問おすすめ.com/rimawari-mokuhiyou/)

4)単利と複利の違いって?

【1】単利とは

単利とは、投資した金額つまり元本に対してのみの利息です。

【2】複利とは

複利とは、投資に対して得られた利息を次の投資の元本に組み込み、更に利息を得ていくことです。長期的に見ると、元本がどんどん増えていくため利息も加速的に増えていきます。

5)自分の投資スキルはどの程度?3つのチェック項目

【1】CHECK1:動かしている資金量は総資金の何割?

あなたが、株取引で動かしている資金量は総資金の何割でしょうか。一般的には100−年齢を目安とした割合で、投資を行っても良いと言われますが、個々人の生活防衛資金は確保した上で、投資を行うようにしましょう。

【2】CHECK2:発生した損失はどのくらい?

これまでに株式取引で発生した損失がどのくらいか把握していますか。投資では、損失がいくら発生してはいけないという共通した基準というのはありません。基準は、あくまで自分が設定した目標値と許容できるリスクに比較して、結果がどうであったかということです。これまでの、損失額が計画したリスク金額に対して大きく乖離していると言うことであれば、投資スキルをもっと磨く必要があります。

【3】CHECK3:名目年利よりも実質年利に注目してみる

名目年利とは、表面的な年利のことです。その名目年利に物価上昇率を考慮して算出したものが実質年利になります。物価が上がれば、年利も上がりやすい傾向にあるため、実質年利でパフォーマンスを出せているかどうかが、投資スキルを測る指標として適切だと言えます。

6)株式投資における配当金って?

【1】配当金って何?

配当金とは、企業が利益を出した時、利益の一部を株主に還元するお金のことです。企業が配当を実施している間は、株を持ってさえいれば安定的に受け取ることができます。配当金を出すかどうかは、企業によって異なります。

【2】配当金の利回りはどのくらい?

配当金を出すか出さないか、配当金をどのくらい出すかは企業の判断になりますし、業績にも左右されます。現状では配当金の利回り2%と超えると高利回りだと言えます。

【3】配当金と業績は比例しているの?

(1)純資産額

株主に対する剰余金の配当について、会社法第458条に「株式会社の純資産額が三百万円を下回る場合には、適用しない。」と定められています。そのため、業績が悪く、会社の純資産が300万円を下回ってしまうと、配当金が支払われない場合があります。

(2)キャッシュフロー

配当金を支払うと、一時的にキャッシュフローが減ってしまいます。そのため、配当金を支払うことによる影響を鑑みて、配当金の金額を決定することになります。

(3)支払時期

配当金を支払うことによる会社決算への影響を考えて、支払時期の検討を行います。決算時に配当金を行うのか、決算確定後の期中に行うのかを検討し、業績への影響を適切なタイミングで行うようにします。

7)オススメの株サイトランキング

【1】1位:みんなの株式(https://minkabu.jp)

株価予想ではみんなの株価予想があったり、株式ランキングが掲載されていたりと、株取引を行う上での情報がまとまっており、ダッシュボードとして優秀です。株取引を行う際に、ここの情報に一通り目を通してから始めましょう。

【2】2位:Kabutan(https://kabutan.jp)

このサイトも、株取引に必要な情報がまとまっています。株価注意報では株価の上昇・下落ランキングやストップ高・安銘柄、年初来高値・安値を更新した銘柄がまとめられており、注目の銘柄を知るのに役立ちます。

【3】3位:1からはじめる初心者にやさしい株入門(https://www.kabu-1.jp)

株式取引の初心者で何から手を付けたら良いか分からないという人向けのサイトです。株式取引を始める前の心構えから、口座の開設方法まで確認しながら取引を開始することができます。

【4】4位:Yahoo!ファイナンス(https://finance.yahoo.co.jp)

Yahoo!が提供するサービスです。株取引に影響するようなニュースや株価予想が掲載されています。自分が注目する銘柄を登録し、ポートフォリオを作ることも可能です。

【5】5位:株の窓口(https://kabumado.jp)

株取引を始める上で読んでおきたい記事がまとめられています。レベル別に整理されているため、初心者はレベル1から読み始めることで段階的に知識を取得することができます。

8)株の年利に関するQ&Aコーナー

【1】短期的な年利目標達成はリスクが高いの?

必ずしも短期的な取引で年利目標を達成しようと言うことが、リスクが高いとは言えません。相場環境を理解し、取引のための時間を確保できるのであれば成果を出すことはできます。しかし、専業のトレーダーではなく、サラリーマンが取引を行うのに十分な時間が取れない場合が多いと思います。もし短期的に取引を行う場合には、時間を確保して重要な局面を逃さない体制で臨んでください。

【2】初心者が設定するべき年利は何%?

平均的な年利は5%から6%です。初心者の場合は、まずこの年利を超えるパフォーマンスを目標として設定してみましょう。その後、ノウハウを身に付けたら年利10%のパフォーマンスにチャレンジしましょう。

【3】メンタルが壊れそうでも年利目標は定めるべきなの?

メンタルが壊れそうな状況では、そもそも株式取引を中止してください。株式取引では、冷静な判断をしなければ成功することができません。メンタルが不調なときに取引を行っても十分なパフォーマンスを発揮できず、満足のいく結果は出すことが難しいでしょう。

【4】いくらから株式投資を始めるのが理想?

まずは、100−年齢の金額を投資資金として準備しましょう。ただし、その金額が生活資金まで侵してしまうようであれば設定金額を下げます。その上で、一度に資金投入するのでは無く、一つ投資銘柄を選び買い付けます。まあ情報を集め、次に投資する銘柄を選びます。徐々に投資を進めて行きましょう。時期を分散することでリスク回避にもなります。

まとめ

【1】株式投資の目標年利はマーケット全体とも比較して設定しよう。

【2】短期取引と中長期取引の特徴を知って、賢く投資を進めよう。

【3】平均的な株式投資の年利は5%から6%くらい。

【4】オススメの株サイトで情報を集めてから取引を行おう。

【5】100−年齢の金額が株式取引を行う資金の一つの目安。

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ファイナンシャルプランナー・AFP・資産形成コンサルタント
外資系金融機関にて7年間勤務。連続年間表彰、上位1%の成績を収めた後、株式会社Bright Reachに副社長として参画、入社後半年以内で、代理店ランキング全国No.1に育て上げる。不動産・保険を活用した、節税・節約・資産形成コンサルタントとして活動。MDRT基準COTホルダー




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