【最新版】子供一人にかかるお金総まとめ!教育費はいくら?




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北田豊

北田豊

ファイナンシャルプランナー・AFP・資産形成コンサルタント
外資系金融機関にて7年間勤務。連続年間表彰、上位1%の成績を収めた後、株式会社Bright Reachに副社長として参画、入社後半年以内で、代理店ランキング全国No.1に育て上げる。不動産・保険を活用した、節税・節約・資産形成コンサルタントとして活動。MDRT基準COTホルダー
入学式の親子

みなさんは何人のお子さんがいらっしゃいますか。その子供一人にかかるお金はどの位か把握しているでしょう。子供が成長するまでには相当なお金が掛かるものです。

今回は「子ども一人にかかるお金」について、その相場やお金を賢く貯めるコツについてお伝えします。

【最新版】子供一人にかかるお金総まとめ!教育費はいくら?

1)保育園・幼稚園の平均額

【1】保育園

・私立

まず知っておいて頂きたいのが、保育園には国が定めた設備の広さや保育士の人数などの基準を満たし許可された「認可保育園」と、基準を満たさず許可を受けていない「認可外保育園」があるということです。「認可保育園」は基準を満たしているため施設面での安心感があります。「認可外保育園」では延長・夜間保育や朝食・夕食の提供など柔軟なサービスを行っているところもあり、各施設で特徴的なサービスを行っているところが魅力です。

「認可保育園」の場合、各世帯の住民税の所得割額によって算定されます。保険料の算定は4月から8月分と9月から翌年3月分の2回行われます。「認可外保育園」は施設によって保育料を決定しています。そのため施設によって保育料はまちまちです。地域によっては上限金額が決まっている場合や補助金が支給される場合もあります。

「認可保育園」と「認可外保育園」の保育料を比較すると比較的「認可保育園」の方が安く設定されています。これは公的な補助があるためです。また保育園にはその運営団体の違いによって私立と公立に分かれます。法人や企業が運営しているのが私立で、地区町村が運営しているのが公立です。実は「認可保育園」の場合、私立と公立とで保育料に違いはありません。ただし私立保育園では公立と比べて独自の方針で保育を行っているため、通常の保育料の他に追加費用が掛かってしまう場合が多くあります。

具体的な保育料ですが、厚生労働省の調査によると、認可保育園では平均1ヶ月20万491円掛かっています。年間約25万円です。私立保育園で入学検定料や入園料、指定制服などで入学時に更に10万円ほど掛かる場合があります。なお月々の保育料は世帯の所得によって変わるため、世帯年収が1000万円を超えると7万から9万円ほどになります。認可外保育園の場合だと、年間約31万円から58万円掛かります。

・公立

公立保育園の場合も、私立保育園と掛かる費用は変わりません。認可保育園では平均1ヶ月20万491円掛かっています。年間約25万円です。ただし私立保育園とことなり、入園に際しては体操服やスモックといった最低限のものだけ揃えれば良い場合が多く、入園時の費用としては数千円から1万円程度で済みます。

【2】幼稚園

・私立

幼稚園の費用は2015年度から導入された子ども・子育て支援新制度によって、所得に応じた費用になりました。私立保育園の場合の平均額は、生活保護世帯では年間13万7,400円。所得に応じて段階的に上がっていき、年収360万円以下の場合だと年間20万1,700円。年収680万円以上だと年間28万8,000円になります。これは月々の費用で、入学時は入園金や制服代、楽器や体操服などで10万円は見込んでおきましょう。

・公立

公立幼稚園の場合の平均額は、年収290万円以下の場合年間5万7,000円です。それ以上の年収の場合、年間7万7,000円です。そして入学時には入園料が1万円程度かかる場合もあります。私立幼稚園と比較しすると、いたれりつくせりのサービスは無いかもしれませんが少ない費用で通わせることができます。また公立幼稚園では3年間では無く、2年間の通園となる場合が多いです。

2)小学校の学費の平均額

【1】私立

私立小学校は独自のカリキュラムや教育方針を掲げることで特徴を出しています。一般的に費用面では公立よりも多く必要になりますが、ご家庭の教育方針に応じた学校を選び入学させることができます。平均的な費用ですが、まず入学までに受験料、入学金、制服代、体操服代、学用品などで合計20万円から30万程度は掛かります。入学後の費用は授業料、給食費、教材費などで年間72万円から120万円程度かかります。

【2】公立

公立の場合は無料化のため入学金や授業料は掛かりません。そのため費用は私立小学校に比べるとぐっと低くなります。入学までには制服、体操服、学用品などで2万円程度。入学後の費用は、給食費や教材費などで年間6万円程度です。

3)中学校の学費の平均額

【1】私立

私立中学校の平均的な学費ですが、文部科学省の調査によると、入学時に約37万円くらい掛かります。入学後の費用は授業料、給食費、学校外活動費などで年間約10万3,000円掛かります。高校のように助成制度はないため、この金額がそのまま負担となります。

【2】公立

公立中学校では入学金は掛かりません。制服や指定学用品がある場合にはその費用で数万円程度掛かります。入学後の費用は、教材費などで年間約4,000円掛かります。

中学校の教室

4)高校の学費の平均額

【1】私立

私立高校では入学時に入学金が掛かります。制服代や教材費などで合計約50万円掛かります。入学後の費用は授業料や学校納付金、教材費などで年間約110万円程掛かります。しかし、私立高校は学校によって費用が大きく異なるのと、自治体によって助成制度の内容が異なるため実際の負担額は、幅があります。

【2】公立

公立高校では入学時に教科書や教材代などで約10万円掛かります。制服がある場合には制服代でプラス10万円程度必要です。授業料は高校授業無償化制度によって所得制限内であれば助成が受けられ0円となります。そのため、入学後の費用は、教材費等で年間約12万円となります。

5)大学の学費の平均額

【1】私立文系

文部科学省の調査をもとにすると、私立文系の大学の場合、入学金が約24万円。授業料が年間74万円掛かります。その他、教材などで年間16万円ほど必要になります。

【2】私立理系

私立理系の大学の場合、入学金が約27万円。授業料が年間104万円掛かります。その他、教材などで年間19万円ほど必要になります。ただし、医療系の場合、金額が変わります。私立医療系の場合入学金が約104万円。授業料が年間276万円掛かります。その他、教材などで年間86万円ほど必要になります。

【3】国立 など

国立大学の場合、私立大学よりも費用は低く抑えられます。入学金が約28万円。授業料が年間54万円掛かります。

6)通信制・専門学校の学費の平均額

通信制の場合お私立と公立とでは掛かってくる費用に差があります。私立の場合、入学金が2万円から5万円程度必要です。授業料は年間約18万円掛かります。公立の場合は入学金は数百円程度。授業料は年間1万円から3万円程度掛かります。

専門学校の場合、どのような分野の学校かによって費用に差が出ます。入学金は平均で約58万円。授業料は、医療系の場合、年間約80万円から120万円掛かります。IT系では年間約70万円、調理系では年間約110万円、理容系では年間約60万円ほど必要です。

中学生の勉強風景

7)それぞれの塾費の平均額は?

【1】小学校

小学校の頃から塾に通わせるというと、若干早すぎると感じるかもしれません。しかし中高一貫校の増加に伴い、小学校の頃から塾に通わせる家庭は確実に増えてきています。

学年で言うと3年生から4年生くらいで通い始めることが多くなります。塾費は平均で年間20万円ほど掛けています。学年が上がるほど費用が高くなる傾向があり、公立小学校よりも私立小学校に通っている子供の方に多くの塾費を掛けています。

【2】中学校

中学校の塾の平均費用は年間約20万5000円です。学年が上がるほど費用も増える傾向で、1年生のときの費用と3年生の時の費用を比べると1.5倍から2.6倍ほど増加します。公立中学校と私立中学校を比べると、公立中学校のほうが塾費が多く、私立中学校の倍程度掛けています。

【3】高校

高校の塾の平均費用は公立で年間約9万5000円、私立で年間約14万2000円と、中学校の時よりも低くなります。これは塾に通わせていない割合が高いためで、塾に通わせている家庭だけの平均では、公立は年間約28万6000円、私立は年間約36万5000円になります。

8)その他養育費の費用って?

【1】出産・育児

まず妊娠してから出産前までにかかる検診の費用は平均で10万円です。自治体によっては補助がでるため5万円から7万円程度の負担で済む場合もあります。出産に掛かる費用は平均で約40万円です。ただし、健康保険医加入している本人および扶養家族であれば、出産育児一時金42万円が支給されるため、該当すれば出産費用をまかなうことができます。

【2】平均的な医療費

子供の医療費は自治体の医療費助成により未就学児ではほとんど掛からない場合が多くあります。自治体によっては小学生や中学生までも低い自己負担額で病院に掛かることができます。そのため、年間の医療費は約1万円です。高校生以上になると医療費助成がなくなり、大人の自己負担額と同じになります。その場合、平均年間3万円の医療費が掛かります。

【3】食費

総務省の家計調査をもとにすると平均世帯人数約3人の場合で平均食費は月に7万2565円です。一人当り月に2万4188円の食費が必要と言うことが分かります。もちろん子供の年齢が低い内はもっと低いでしょうし、子供が成長して食べ盛りになるとこのきんがくよりも掛かるかもしれませんが、成長するまでの平均はこの金額で考えて良いでしょう。

【4】一般的な習い事

習い事の費用は、学年が低いほど費用は高く掛けている傾向があります。特に小学校の間は習い事をさせることが多く年間で約13万円掛けています。中学校や高校になると部活を始めるため習い事の費用は低くなり中学校で平均年間8万円、高校で平均年間3万円ほどになります。

【5】その他

高校や大学に入学した際、遠方の場合だと親元を離れて一人暮らしを始める場合もあります。その場合、一人暮らしのための費用が掛かります。家賃は地域によって大きく差がありますが、平均的な金額w上げると、敷金・礼金で約20万円、家賃が平均で6万円掛かります。また生活用品準備費用で約29万円必要です。その他生活費の仕送りをする場合には、その費用も見込む必要があります。

9)学費の総まとめ

子供の進路別の学費

【1】ケース1:私立保育園、私立小学校、私立中学校、私立高校、私立理系大学

-平均額1,727万円

保育園は認可外保育園に通い、その後も全て私立に通うケースです。かなり裕福なご家庭でなければかなりの家計負担になります。

【2】ケース2:公立幼稚園、公立小学校、公立中学校、公立高校、国立大学

-平均額366万円

家計への負担は低いですが、このケースで進むにはかなりの努力が必要です。塾の費用が嵩むケースも想定されます。

【3】ケース3:公立幼稚園、公立小学校、公立中学校、私立高校、私立文系大学

-平均額830万円

高校から特色ある教育を受けたいと言う場合のケースです。

【4】ケース4:私立幼稚園、公立小学校、公立中学校、公立高校、私立文系大学

-平均額586万円

最も該当するご家庭が多いと考えられるケースです。

【5】ケース5:私立保育園、公立小学校、公立中学校、公立高校、私立理系大学

-平均額721万円

理系大学を目指すケースとしてこれも該当するご家庭も多いでしょう。

ただし、これらの平均額は学校の費用だけです。この他にも医療費や習い事、塾に通わせるとその分の費用もかかります。それらを合計するとプラスで平均額352万円ほど加算して考えておく必要があります。

まとめ

1)保育園は「認可保育園」と「認可外保育園」とで費用面、施設面での違いがある

2)幼稚園は所得によって費用が決まる

3)独自のカリキュラムや教育方針に魅力がある私立、地域に根ざした安心の公立

4)公立高校は高校授業無償化制度によって受領量は無償、私立高校も自治体によって助成金がある

5)大学は国立大学が最も費用が低い、私立理系大学の特に医療系が高額の費用が掛かる

6)学校の費用以外にも医療費や習い事、塾の費用も考慮しておく必要がある

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ファイナンシャルプランナー・AFP・資産形成コンサルタント
外資系金融機関にて7年間勤務。連続年間表彰、上位1%の成績を収めた後、株式会社Bright Reachに副社長として参画、入社後半年以内で、代理店ランキング全国No.1に育て上げる。不動産・保険を活用した、節税・節約・資産形成コンサルタントとして活動。MDRT基準COTホルダー




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