投資を年利で比較!7タイプの投資商品と勝利の決め手とは?




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北田豊

北田豊

ファイナンシャルプランナー・AFP・資産形成コンサルタント
外資系金融機関にて7年間勤務。連続年間表彰、上位1%の成績を収めた後、株式会社Bright Reachに副社長として参画、入社後半年以内で、代理店ランキング全国No.1に育て上げる。不動産・保険を活用した、節税・節約・資産形成コンサルタントとして活動。MDRT基準COTホルダー
ビジネスチーム

資産運用と言ってもさまざまな種類があり、ローリスク・ローリターンなものからハイリスク・ハイリターンなものまで幅広く、投資家の方針によって選ぶことになります。しかし、どのような投資か知らないと自分に合った投資を見つけられず、思わぬリスクを負うことにもなりかねません。そこで今回は投資の種類、年利およびリスクについて分かりやすく解説していきます。

1)ハイリスク・ハイリターンの投資

【1】タイプ1:仮想通貨

まず、取り上げたいのが話題の「仮想通貨」です。仮想通貨というのは、その名の通り「仮想上(インターネット上)」に存在する通貨です。現在ビットコインが最も普及しており、ビッグカメラ、マルイ、さらに飲食店など様々な店舗で実用化されています。将来キャッシュレスの時代が本格的に訪れた時には、今の投機的な価値から、実用的な価値に変わり、さらに市場価値は高まることが予想されています。

2017年の仮想通貨は「仮想通貨バブル」と言われる時代を迎え、そのボラティリティ(価格の変動性)は非常に大きいものになりました。例えば仮想通貨の代表であるビットコインは2018年当初は一時200万円を超えましたし、イーサリアムは20171月から6月までの半年間で、約45倍の値上がりを記録しています。これは購入した時期にもよりますが、ビットコインは数年前までは数万円程度の価値でしたが、今年の初めまで高騰し続け、50倍、100倍の利益を得た投資家も少なくありません。

一方、仮想通貨の種類は知られていないだけで1,500種類を超えており、常に新陳代謝を繰り返しながら入れ替わっています。仮想通貨そのものの価値がなくなることはないですが、一つ一つの仮想通貨自体の価値は、短期間で半値まで暴落、もしくはなくなることもあり得ます。

ただし、長期的な視点で見ていくと世界がボーダレスの時代を迎えつつあり、そこにおいて仮想通貨は無限の可能性を秘めている魅力的なものと言えます。ハイリスク・ハイリターンの投資ではありますが、高騰・暴落を今後も繰り返して徐々に値を上げていく可能性は高く、タイミングを間違わなければ、大きな利益を掴むこともできる投資であることは間違いないと思います。

【2】タイプ2:FX

FXというのは外国為替証拠金取引(Foreign Exchange)の略をいい、簡単に説明すると2つの通貨を両替して、両替した時の差益が利益になる金融商品で、有名なのがドル・円やユーロ・円です。FXが魅力的な投資と言えるのは、投資資金を最大で25倍にまで大きくして取引ができる「レバレッジ」を効かせることができる点であり、日本では最大25倍まで可能となっています。例えば10万円の資金にレバレッジ25倍をかければ、10万円×25倍=250万円分のトレードが可能になるというワケです。

資金が少ない投資家でも一発逆転で大金持ちになるチャンスが得られ、何十倍にも資産を増やすことができる人気の高い投資となっています。もちろんレバレッジは利益に対してだけでなく損失も大きくなります。仮想通貨に比べれば、歴史も長く、様々な分析がされている分、為替レートの変動を読みやすくはありますが、素人が手を出すにはハードルが高く、失敗すれば一瞬にして資金が0になることはよくあります。

それどころかロスカット設定が機能しなくて支払いが発生する場合もあり、リスクはとても高い投資と言えます。そこでおススメしたいのが、FXには、アプリで仮想練習ができるものも多く、操作に慣れてから実際のトレードを始めることや、自動トレードのシステムの開発が進んできているので、初心者の方であれば、MT4、システムトレードなど、自動売買ツールを使用する手もあります。さまざまな分析が進んできている投資であるため、実績を上げている人の自動売買ツールを購入し、トレードを開始するのもいいかもしれません。

【3】タイプ3:株式投資

(1)売買差益

株式投資は、株式を安く買って高く売ることで差額分の利益を得る投資が最も知られています。株価は一日で10%以上変動するものや、数年で数十倍にも化ける株もありますが、場合によっては暴落し、半額、もしくは価値が0になるなどのリスクを持った投資でもあります。原則は、企業の財務状況といった内部要因で変動しますが、日本経済や円安円高などの外部要因が影響するだけでなく、機関投資家による投機的な操作により予想もしない値動きをする場合もあるため、一概に予想はできません。

ただし、企業の財務状況がベースとなっているため、幅広い知識を持って分析することで勝率を上げることは可能となります。おススメとしては、幅広い銘柄から探すのではなく、興味のある分野に特化して探すことです。特定の興味がある株であれば、自然と詳細な情報に触れる機会は多くなり、どのようなニュースがどのように株価に影響するのか、事業内容が世の中のニーズに合致しているのかなど、誰よりも早く分析することができるからです。先ずはやみくもに探すのではなく、好きな会社、好きな分野といったところから調べてみるといいかもしれません。

(2)配当年利

株式投資には、株の売買で発生する「売買差益」で利益を得るもの以外に、株主優待や配当金などの「配当年利」を目当てに長期保有するなどといった投資方があります。配当年利というのは株価と配当益の関係性を表したもので、例えば1株が1,000円で毎年40円の配当が発生する株式の場合、配当年利は4%になります。そこに株主優待として現金と同価値のQuoカードや商品券、企業に関わる商品などの価値を加えて配当年利を算出できます。

もし価格の下落リスクがないと仮定した場合、配当年利が4%を超える株式を1年間保有すれば年利4%の利益が狙えるのです。つまり、株価の下落リスクを限りなくすことができれば、長期的に年利が4%に近い収益を得ることができるのです。そこで株価の変動リスクが少なく、長期保有に向いている株式の特徴を紹介します。

・株価が安定している銘柄

株価が安定している銘柄は、株価の変動が小さい銘柄を選ぶことで、変動が小さいということは、つまり株価変動リスクも小さいことになります。株価が安定している銘柄を選ぶ方法は、過去の株価チャートを見て「変動率」が小さい銘柄を見つけることになります。

・インフラ系の銘柄

インフラ系とは電気やガス、医療品業界など生活していくうえで必要な商品やサービスを提供している会社のことです。どのような景気であってもインフラ系の会社への需要は変わらないため、大きな暴落は少なく株価も安定しやすい傾向があります。

・借入金が少なく、自己資本利益率が高い

会社四季報や証券会社のHPなどで、借金が少なく、自己資本利益率が高い銘柄を選ぶことです。具体的には、有利子負債が少なくROE(自己資本収益率)が高い銘柄を選ぶことになります。目安としては自己資本比率が100%を超えている無借金経営の企業でかつROE10を超えていることです。

・業界のリーディングカンパニー

配当年利が4%を超えている会社の中でも、より安定した銘柄を選ぶには大手の企業を狙うことです。東芝やサンヨーなどの例外はありますが、トヨタやSONYのように各業界のリーディングカンパニーはつぶれるリスクが低いので長期保有に向いています。以上のように配当年利を通して利益を得る方法を考えるのでしたら、上記の4つのポイントを参考にして銘柄を探してみてください。

2)ミドルリスク・ミドルリターンの投資

【1】タイプ4:ソーシャルレンディング

ソーシャルレンディングというのは、簡単に説明すると「お金を借りたい人」と「貸したい人」を結びつける新しいサービスです。具体的には、SBI証券などが主に提供しているサービスで、お金を貸したい投資家からソーシャルレンディング事業家が仲介して、お金が必要な借り手に貸すというサービスとなります。

そして、その返済額が配当金として投資家に分配されるという仕組みで、投資家は基本的には償還日を待つだけでよく手間や時間はかかりません。最低1万円から投資ができ、利回りを見ると510%と預金や債券よりも高利回りといえるような資産運用ができます。そして事業者のコストが低い分、借り手は低い金利でお金を借りることができるので、ソーシャルレンディングは資産運用と社会貢献の両立ができる仕組みとして注目され始めています。

リスクとしては倒産などで投資資金が貸し倒れになることですが、商品や証券会社を分けて分散投資をすることで、リスクヘッジができます。現状、大手の証券会社の商品であれば貸し倒れはほとんどありませんので、それほど心配は必要ないかもしれませんが、万が一に備えて分散投資をしておくのは基本の投資戦略となります。

【2】タイプ5:投資信託

(1)投資信託とは

投資信託は投資家から集めた資金をプロのファンドマネージャーが代わりに資産運用し、得た利益などを分配する金融商品です。株式や債券などさまざまな銘柄を組み合わせたものが1つの投資信託として販売され、日本だけではなく、世界中を投資対象とした投資信託があります。投資信託の大きなメリットは、自分自身が資産運用をしないで済むことです。資産運用するとなると多くの時間を割くことになりますが、本人は運用せず購入するだけのため、時間や労力をかけずに資産運用ができます。

中でもインデックスファンドは、日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)に連動する投資信託のことで、コストを低く抑えることができ長期的なリターンが年率6%~7%になるケースも多くあります。また、長期的な投資に向いているため、積み立てNISAを活用することで、さらに年利を高めることができます。ただし、売買手数料や信託報酬などの費用は資産運用の中でも比較的高い上に、プロのファンドマネージャーが運用するからといっても損失のリスクは常にありますので、注意して選んでください。

(2)J-REIT(不動産投資信託)

J-REIT(ジェイリート)とは、東京証券取引所に上場している「上場不動産投資信託」のことで、投資家から集めたお金を元手に、大規模なオフィスビルやマンションを購入し、所有不動産から得られる賃料収入を「分配金」として投資家に分配するというシステムです。不動産投資には多額の資金が必要となりますが、J-REITであれば数万円~数十万円からと手軽に不動産投資を始められるメリットがあります。

分配金の源泉が不動産の賃貸収入であることから、安定した利回りが確保でき、年利は概ね3%~7%で運用できます。また、J-REITの価格は不動産の鑑定評価額に基づいているため、不動産バブルのように好転して物件価値が上がると、J-REITの価格も上がり、売却益での収益も見込めます。

(3)外貨MMF

外国投資信託の1種で、外国の投資信託と聞くとリスクが高い印象ですが、実際は信用格付けが高く、債券でも特に堅実な公社債で資産運用している投資信託になります。外貨預金と類似していますが、外貨MMFは外貨預金に比べて為替手数料が安く、いつでも換金が可能で、さらに預入期間は無制限なため非常に人気があります。また、外貨MMFのメリットは外貨を選択することができ、以前は豪ドルやNZドル建てが主流でしたが、最近は8%以上の年利がもらえる南アフリカランド建てMMFなどに注目が集まっています。

3)ローリスク・ローリターンの投資

【1】タイプ6:債券

債券と一口にいってもさまざまな種類があり、主に国債や社債があります。例えば国債は、国が発行する債券で、個人向け国債と呼ばれるものが個人の資産運用方法の1つになっています。これは国債が小口化されたもので、最低1万円から投資することができます。変動金利型10年ですと年利は0.09となり、ほかの投資に比べて年利は限りなく低いですが、リスクは銀行の定期預金ほど低く安全です。

一方社債は、発行会社が破綻、倒産するといったリスクはありますが、株式と同じでリーディングカンパニーなどの大企業の社債であればリスクヘッジができます。例えばソフトバンクの社債が有名ですが、こちらは約6年償還で、年1.25%~年1.85%(税引前)の利率となり、大企業の中ではとても優遇された社債でとても人気があります。債権は他の投資に比べて年利は低くなりますが、リスクは低く時間とともに確実に利益をあげていきたい方には確実な投資法となります。

【2】タイプ7:不動産投資

不動産投資は最初に大きな投資資金を用意して、それを元手に不動産(マンションやアパートなど)を購入し、毎月の家賃収入をリターンとする資産運用の方法です。不動産は毎月一定の収入を期待できることから安定的な資産運用として人気が高いですが、多額の頭金が必要で、多くの場合はローンを組んで不動産を購入することになります。地震や火災などの災害リスクはもちろん、空室リスクなどの計画通りに不動産を運用できないこともあるため、ローン返済や今後の資産運用はより慎重に計画することが必要になります。

ただし、不動産所得の赤字分については、株の利益と損益通算が可能なので、住宅ローン、減価償却費、交通費、パソコン代などなどを経費として計上することで、実際は収益があっても、税制上では赤字にすることができるのです。サラリーマンでも不動産投資と最近テレビCMでも取り上げられているのは、マンションなどの購入代金を毎月の家賃収入で賄うことが大きいですが、それ以外に不動産所得の赤字分を所得から控除することができるメリットがあることも人気の背景となっています。もし給与所得を多く貰っている方であれば、節税を兼ねて不動産投資を始めるものいいかもしれません。

4)ポートフォリオを考える

ポートフォリオとは、所有している資産(金額・投資対象)の構成のことを指します。例えば投資資金100万円があった場合、債券に20万円、株式に30万円、投資信託に50万円という資産を分散することをいいます。

株式やFXなどハイリスク・ハイリターンの資産運用の割合が大きいと、積極的な投資をしている分、リスクは大きくなり損失の可能性も高くなります。そこで、安定性の高い投資信託や債券を資産に組み込むことで、安全性を高めて資産を増やす構成にできます。

もし、多くの資産を持っているならば、資金力を生かした投資法をおススメします。それはローリスク・ローリターンの投資額を増やすことで、利率は低くてもその分受け取る利益は大きくできます。一方、資産は少ないけど大きな利益を上げたい場合は、ハイリスク・ハイリターンの比率を大きくすることになりますが、その場合は、年利がいいからと一転集中するのではなく、投資ごとのリスクヘッジを行い、投資先を分散すること、そして一度に投資するのではなく数回に分けて投資することです。無理な投資をしたり、お金に目がくらんだ時ほど、冷静な判断はできていないものです。必ず余力資金内で投資することを忘れないでください。

この記事のチェックポイント

【1】投資には、ハイリスク・ハイリターン、ミドルリスク・ミドルリターン、ローリスク・ローリターンと大きく3種類に分けることができる

【2】ハイリスク。ハイリターンの投資はタイミングが大事であり、時間と労力が必要。一方、ローリスクなれば手数料などが高額になることはあるが、時間や労力は少なくて済む

【3】ローリスク、ハイリスクに関わらず投資にはリスクが付きものなので、リスクヘッジ、ポートフォリオを考える必要がある

【4】年利はあくまで目安なので、年利だけでなく、資金力や生活スタイルに合った無理のない投資法を見つけることが大事である

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ファイナンシャルプランナー・AFP・資産形成コンサルタント
外資系金融機関にて7年間勤務。連続年間表彰、上位1%の成績を収めた後、株式会社Bright Reachに副社長として参画、入社後半年以内で、代理店ランキング全国No.1に育て上げる。不動産・保険を活用した、節税・節約・資産形成コンサルタントとして活動。MDRT基準COTホルダー




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